ha-pika審美歯科相談センターで使用しているe.max(イーマックス)の正式名称は、「IPS e.max プレス」といいます。 IPS e.maxは、現在約130か国で使用されている歯科材料ブランド、Ivoclar Vivadent社の製品です。
ニケイ酸リチウムガラスセラミックスという高強度ガラスセラミックスで、400MPaの高い強度を有しながら天然の歯に近い摩耗性を持っているため、 噛み合わせる歯にも優しい素材です。
e.maxよりさらに透光性を高くした当社オリジナル製品です。
費用 | 1本 ¥66,000(税込) |
---|
e.maxクラウンとは、ブリッジも含めた被せるタイプのe.maxです。数年前から日本にも急速に普及し、低価格の割に安定した製品として人気があります。デメリットとして、細かい色合わせ・光沢・透明感が出にくい素材です。
費用 | 1本 ¥55,000(税込) |
---|
e.maxでできている詰め物です。数年前まではセラミックインレーといえばポーセレンインレーでしたが、比較的すぐに割れてしまうものでした。e.maxインレーは セラミック製のインレーとしては強度があり、色も自然で歯科医師の間でも人気があります。
費用 | 1本 ¥33,000(税込) |
---|
e.maxでできているラミネートベニアです。従来のポーセレンのラミネートベニアよりも強度があります。歯をあまり削らないので、一番人気の治療法です。
費用 | 1本 ¥55,000(税込) |
---|
以下の成分を含有する、焼結可能な二ケイ酸リチウムガラスセラミック:(成分 重量%)
SiO2 57.0~80.0% / Al2O3 0~5.0% / La2O<>3 0.1~6.0% / MgO 0.1~5.0% / ZnO 0~8.0% / K2O 0~13.5% / Li2O 11.0~19.0% / P2O5 0~11.0%
主成分はシリカ(二酸化ケイ素)とリチウム(酸化リチウム)で、以前から存在する素材でしたが歯科技工技術的に加工が難しかったのが難点でした。
Ivoclar Vivadent社がLa2O3(酸化ランタン)と
Al2O3(酸化アルミナ)を適量加える事で加熱時に塑性変形し、射出形成を可能にしました。
これが現在IPS e.maxシリーズとして製品化されています。
高い透明度があるので、特に小さな修復物(インレー、オンレー)の製作や、透明感が求められるベニアや前歯クラウンに適しています。HT修復物は、天然歯のようなカメレオン効果を発揮し、周辺の歯質と高く調和します。
透明度がHTより低く、ステイニングやカットバックテクニックにおける修復物の製作に適しています。
インゴットは色相に合わせてシェード付けされていますので、ステイニングやレイヤリングを最小限に抑えることができます。
色は4種類あります。
生活歯または若干変色した歯のフレーム製作や、天然の歯に類似した修復物を製作するためのベースとしても適しています。シェードの濃度が高くなると、蛍光性は減少します。
色はは3種類で、高度な不透明性があります。重度に変色した歯のフレーム製作や、レアリングする場合などに適しています。
メタルコアを部分的に覆う場合にも役立ちます。高い不透明性で下部構造をマスキングし、非常に色が濃く天然歯の色調再現が困難なケースでも、生活歯のような修復物製作を可能にします。